まんまの自分の日記

あるがままの自分にいつでも戻れるように

最強のアイスブレイク

「安心で安全な場」
って それほど多くはないと思うのです

だふね。にとってはSAT(サット)の場がそんな場所です。

『何を言っても大丈夫。』
受け入れてもらえるという安心感は 普段の生活では得られないもの
だったりします。

 

先日、勉強会がありました。

 

久しぶりだったのに加えて、参加者が多く、また、そのバックグラウンドがさまざまでした。


その中に、Aさんというクライアント役の方が 【場違いなところに迷い込んだ】風に
震えながら、カバンを膝のうえに抱えたままで座っていました。

 

だふね。は進行役なので『まずは「自己紹介」をお願いします!』と言い、
事務局のHさんから話し始めました。
ぐるっと 反時計回りにそれぞれが話し始めます。


進行役の私が何にも言わないのに、なぜこのセラピーに出会ったのか?
何が得られたのか?など 素のままの自分を語っていきます。

 

最後の番がAさんでした。

『今日、ここへきて 良かったと思います・・・』

 

そう話し始めたAさんは 震えることなく話しはじめます。
「みなさんがこれまでに経験されたことがわかって、来てよかったと思います」


と続けたところ

メンバーのBさんが


『わたしは、Aさんが来てくれたこと 嬉しいです!歓迎します!』


と とっても大きな声で言ったのです。

 

その声に、メンバー全員が うんうんと うなずきます。

その言葉はもう一度繰り返されました。

 

Bさんのその言葉を受けたAさんは 微笑みを浮かべて
やはり うんうんうなずいています。
もう震えは止まっていました。

 

そのあと、それぞれがペア練習に入り、

Aさんはセラピーを受けるために問診の用紙を記入されて
いましたが、

表情が明るく、セラピーを受けるために別室へ向かう足取りもしっかりとしたものに
変わっていました。

 

その姿をメンバーみんなが「よかったね」と見送っていました。

 

最強のアイスブレイクですよね

 

それはB さんのひとことであることは間違いないのですが、


その前のメンバーみんなの 自己開示の力がなせる技なのだと


今は気づけます

SATに入っていてよかった!


あなたも 仲間になりませんか?